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東日本大震災における薬剤師ボランティア活動報告

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報告者 : 亀山貴康

場所- 南三陸 ベイサイドアリーナ
4月12日

午前6時JALシティーホテル四谷を出発。
11時ごろ宮城県薬剤師会に到着。
午後から南三陸へ出発。二時間半弱で到着。

主に調剤業務。
ベイサイドアリーナは24時間体制の救護所。九山チームは5人で3夜の当直担当を輪番制とする。
他は近畿チームが4人。山形チームが2人。

寝る場所は調剤ブースで4人、体育館は支援物資置き場で何人でも寝れます。(毛布あり)
アリーナ内はさほど寒くなく寝袋と毛布で充分。女性は別に寝る場所が処置室奥にあり。
4月13日

食事は3食配食あり。
ノロウィルスが流行っていて、TMATの感染症対策看護師と対策を練る。7日には収束に向かっていると報告受ける。
今後は破傷風対策に注意が必要。(破傷風トキソイド出る)
夜間は2ー3人ぐらいの患者あり、注射剤の処方あり。
南三陸はイスラエル医療団の跡地のプレハブ群があり、残していただいた医薬品の整理作業あり。このイスラエル医療団跡地は仮志津川病院として18日より機能する。

4月14日

新しく入れ替わった近畿チームに引き継ぎ説明を行いつつ調剤業務を行う。
他の救護所に向かうチーム(tmat,dmat,Huma等)に医薬品の払い出しも行う。
朝と夕方が多い。
処方箋はカルテと一緒になっており、医薬品在庫を優先のため後発品、先発品混合。
処置室隣のため疑義照会はスピーディー。Drと相談しながら処方を決めるといったケースが多い。非常に薬剤師としてやりがいがあります。
救護所は主にtmatが活動拠点となっており、Drチームは3-5日程度で入れ替わりあり。

4月15日 8時半ごろ宮城県薬剤師会に向け出発。
県薬で次の班に引き継ぐ。
3階にOTC倉庫があり必要分補充し渡す。日に日に必要な物が代わり、タイムリーな対応が必要。
今後は現地引き継ぎシームレス、時間効率よくする予定とのこと。

荷物は軽装が望ましい。調剤ブースは場所がない。Humaが置いているテントには荷物置き場あり。
調べる書籍あり。
服装が重要になります。さまざまなNPOチームと接する機会がありお互いがだれなのかが仕事の効率、安全性を高めます。薬剤師であること、名前が確認できること。は工夫が必要です。
TMATチームは自分たちのジャンパーに腕、背中にガムテープにマジックで職、名前を書いています。薬剤師会からジャンパーやビブが支給されない場合もあります。名札ホルダは返却なので自分で首から下げれるものを持って行った方が便利です。ジャンパーがない場合は、私は動きやすい白衣と名札がいいと思います。


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