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東日本大震災における薬剤師ボランティア活動報告

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報告者 : 佐々野 恵美

石巻地区活動まとめ (7班:平成23年4月14日~18日)

1.石巻地区の派遣先の状況

 

滞在場所、本部は石巻高校(略してセキコウ)会議室
各県薬(新潟、石川、富山、秋田、千葉、埼玉、岡山、広島、香川、徳島、高知等)から3~4日程度の滞在で20名程度の薬剤師が常時活動している。そのうち6~8名が女性。
石巻地区は人口が多く避難所も多い。5~7チームくらいに分かれて行動する。活動内容は、各避難所開設の診療所での調剤、病院での調剤、避難所へのOTC薬の配布、避難所での医療用医薬品及びOTC薬の相談等。
2クール以上の長期滞在の者は石巻赤十字病院拠点のメロンパンチーム(移動薬局)に派遣されることが多い。メロンパンチームは石巻赤十字病院内に寝泊りをするため、顔を合わせることはほとんどない。

 

2.石巻地区の1日の流れ

  6:00頃 起床 
朝食及び活動準備
  6:45 ミーティング及び写真撮影
  7:00~8:00 各派遣先に向け出発
  12:00頃~18:00 各派遣先で昼食 配給がない避難所では持参する
 

18:00

日報、引継ぎノートの作成、各々夕食

 

19:30~22:00

ミーティング
明日の派遣先の決定。問題点について検討。
丹野先生の話(宮城県薬の動き、石巻の状況、メロンパンチームの状況等)

     
 

3.石巻地区の課題

 
  • 石巻地区は徐々に診療所、薬局、ドラッグストアが再開してきている。
    OTC薬の無料配布が地元経済の邪魔をすることになり、いつまで続けるのか考えないといけない。
    しかし、避難所からの医療チーム・看護チームの撤退により、足がない、お金がない被災者への医療の提供が行き届かなくなる可能性があり、そのような避難所の巡回を強化する必要がある。
  • 避難所の人数が減ってきており、今後大規模の避難所の分散化や閉鎖などが考えられる。情報収集が必要。
  • 避難所の薬の供給は充実してきている。今後は食事が1日2回の配給、カップラーメン、菓子パン等不規則であることにも目を向け、高血圧、糖尿病等慢性疾患がある患者のフォローが必要。
  • 女川地区は壊滅的被害を受けており復興の目処が立っていない。現在、避難所となっている女川町総合体育館に診療所があるが、近いうちに閉鎖し、町唯一の病院である女川町立病院と統合される予定。町立病院には薬剤師は1名しかいない。継続して支援していく必要がある。
  • 気温の上昇により、ハエ、カメムシ、ダニ等の害虫が発生してきている。環境衛生に目を向け、支援していく必要あり。
  • 各医療チーム、県薬チーム、日赤のメロンパンチームの連携が取れておらず、重複して避難所を回っている。少なくとも薬剤師同士の連携をとる必要がある。
  • 短期間にボランティアスタッフが入れ替わり、引継ぎがうまくいっていない。丹野先生(石巻市)も被災者であり疲弊している。今後、宮城県薬からのボランティア派遣及びリーダーの配置を要望する。
  • 地盤沈下しており、満潮時に冠水する地区がある。満潮時間を確認しての活動が必要。
 
実際のスケジュール

H23.4.14(木)

  13:55 長崎空港発
  17:00 JALシティホテル四谷チェックイン
  19:00 JALシティホテル四谷ロビー集合
顔合わせ会 場所:壱丁 6班から活動している玉城先生以外全員参加
福岡県薬 金岡先生より明日の行動予定等説明。
各派遣地区のリーダー決め、配車決め。
今回の車は緊急車両ではないので、高速代金の領収書をもらうこと。 ETCカードを持っている人は金額を記録しておくこと。

※ 石巻に派遣されている6班メンバーより石巻地区は忙しいので宮城県薬(仙台市)には寄らず、直接石巻高校に来て欲しいとの連絡あり。
昼食は食べる暇ないので食べてきて欲しい、とのこと。

  21:30 終了

H23.4.15(金)

  5:45 JALシティホテル四谷ロビー集合
  6:00 JALシティホテル四谷 3台に分乗し出発
  10:00 国見SA ガソリン給油 
石巻組も、宮城県薬に5分だけでも寄って欲しいとの連絡入る。
  10:25 3台合流 写真撮影し出発
仙台宮城IC 6,150円  都市高速 700円
  11:20 宮城県薬到着
今後、引継ぎは現地で行う。
宮城県薬 森川先生
名目はボランティアだが宮城県からの依頼で立ち上げた「宮城県薬の薬剤師班」として活動することになる、との説明あり。報告書様式説明。
  11:30 石巻地区のみ先に宮城県薬を出発
  13:00 石巻高等学校着
九山チームからの派遣者3名より引き継ぎ。
  • 午前中は忙しいので穴をあけないように。
  • 要望があれば、今回日程変更してもらったように、臨機応変に対応してくれるので、九州・山口班のリーダーや宮城県薬にどんどん要望していい。
今日のリーダー富山県薬
  • 医療用医薬品に関することは日赤が窓口      
  • 6:50から数分と19:00~20:00の1日2回ミーティングがある。
  • 調剤ができるかOTC薬がわかるかの確認
  • 今日はどこも足りているが、女川町立病院が忙しいのでとりあえずどんな感じか見てくるといい。
  13:30 石巻高校出発
  14:20 女川町立病院着
薬剤師:女川町立病院薬局長 山内先生
     ボランティア 医療振興協会 土本先生(来週木曜まで)
     日本病院薬剤師会 春野先生(明日まで)、工藤先生(本日まで)
     宮城県薬剤師会 四国チーム 香川先生、池田先生
                九州・山口チーム 竹井先生、佐々野
到着時は落ち着いている。

  • 本日の処方箋枚数、約180枚。午前中は10名で対応。午前中は忙しかったとのこと。
  • 調剤の流れ:カルテによる調剤。山内先生が監査後、投薬・服薬指導。
  • 薬袋:1日1回朝食後、1日3回毎食後など用法や女川町立病院の連絡先等記入された紙をあらかじめ薬袋に貼付する。再利用するので、次回受診時には持参するようメモをつけ、説明する。
  • 薬情:なし。口頭説明。理解力が不安な患者には付箋紙に記載し渡した。
  • 1つの先発薬に対し、ジェネリック薬が2~5種類程度ある薬剤もある。毎回同じ薬とは限らず、患者への説明が必要。
  • ピッキング用の医薬品は薬効別に陳列。
  • 今日の治療薬は2冊常備。
  • 在庫管理は基本的に土本が行う。調剤・投薬は極力させず、在庫置き場周辺にいてもらう。ピッキング用の薬がないときは出してもらう。在庫なくなりそうな時は土本→山内先生が卸に注文する。
  • 吸入薬のデモ器がない。香川、直接知り合いのメーカーMRにお願いする。
  • 小児用の水剤、散剤多い。水が出ないため、ミネラルウォーターで投薬瓶の目盛りに合わせる。散剤分包機は使用可能。
  17:00 石巻高校到着
リーダーへ女川町立病院の状況報告
  • 明日の診療は午前中のみ。少なくとも3名欲しい。
  • 日曜日は休診で休日夜間対応を行うが、2名欲しい。
引継ぎノートの記入
  18:30 各々夕食 お昼に買った いなり寿司、サンドウィッチ
  19:30 ミーティング
  • メインは派遣先決め。引継ぎがうまくいっていない。
  • 調剤可・不可などスタッフの可能な仕事の把握。
  • 今日は22名+1名(夜到着)と多い。明日は人数に余裕がある。しかし、月曜日の午前中帰る人が多く、6名しか残らない。引継ぎを確実にしておかなければならず、誰か月曜の夕方までなど、滞在時間を伸ばせる先生がいたら手を挙げて欲しい。
  • 日報は毎日書いて黒板に貼る。他の活動場所の状況にも目を通してもらうため。
     内容は日時、場所、名前、何をしたのか、感想なども書いてよい。簡潔に書く。
  • 女性は保健室で寝る。22時までに寝る準備すること。
  • スーツケースは引っ張らない。
  • 6:45~ ミーティング、集合写真(もしもの時の安否確認)
  • 女川組は7時頃出発しないと間に合わない。
  • のどぬ~る、ヒエピタ、腰痛ベルト、宮城県薬に要望しているが手に入らない。 各県薬に支援物資として送って欲しい。

<丹野先生 宮城県薬副会長(石巻市立病院の近くに薬局あり)の被災の話>
  • 自宅も薬局も流されたこと。石巻市・女川町の薬剤師7名が亡くなったこと。
    てんでんこ(東北弁でそれぞれの意味)逃げることが生き抜く術であること。親、子が転んでも振り返ってはいけない。
    今後、マグニチュード8クラスの余震が起こり得ること。
  • 今、まさに薬剤師法第1条(薬剤師の任務)をしていること。
    「薬剤師は、調剤、医薬品の供給その他薬事衛生をつかさどることによって、公衆衛生の向上及び増進に寄与し、もつて国民の健康な生活を確保するものとする。」

質問:薬局への支援は必要ないのか。
丹野:ヘドロが入っていたり、丸ごとないところもあれば、無傷のところもある。平等に支援するのは難しい。

  21:45 ミーティング終了
寝床準備
日報作成
  23:00 就寝 (男性は会議室、女性は保健室)
  23:30頃 地震あり。

H23.4.16(土)

  5:30 起床
  6:20 各々朝食
  6:45 ミーティング、写真撮影
  • 女川町立病院は午後から避難所めぐり、健康相談、避難者への声かけ、 近所のOTC配布して欲しい。
  • OTCの配布、月曜日はできないと伝えること。
  • 道は凸凹、飛ばさず安全運転で。

  • 写真撮影は毎日スタッフが入れ替わるので記念の意味もあるが、一番大事な目的は、いつ余震が発生して津波が来るとも限らない。万が一に備えての安否確認用。
  7:00 石巻高校出発
  7:35 女川町立病院着 県薬から4名派遣
確認事項
  • 自分でストックから取る時は、メモ紙に「商品名、メーカー名、規格」を正確に書くこと。
  • 同姓同名が多いので、生年月日で確認すること。特に「渡辺、木村、安部」が多い。
  • 患者の呼び方「~さん」で統一
薬袋づくり、在庫整理
  9:00頃 調剤開始
  • 定期処方は7~14日処方
  • アルマール(10)なく、医師に直接照会に診察室に行く。アーチスト(10)に変更
  • ムコダイン錠250mgなくムコソルバン錠に変更。
  • ホクナリンテープ0.5mgなく1mgを半面貼付。
  • 鎮咳薬、去痰薬多い。整腸剤は数名。抗生剤、ロキソニンはけがに対する処方が主。
  11:00頃

処方落ち着く。

山内薬局長より、マスクのつけ方のパンフレットで絵や写真付きのものがあれば欲しい。
→佐々野、持ち合わせはない。間に合わせにノロウイルス、インフルエンザ等の感染症予防のパンフレットデータで提供。10枚コピー。後日、9班石巻地区派遣の中村先生に写真付きのパンフレットを託す。

  12:00 昼食(町立病院より配給)
午前中までの診療のため、2名は避難所の掘り起こしのための巡回へ。
  13:00 棚卸し
  • ピッキング用に配置している薬剤の種類の把握
  • 薬品保管棚の種類、在庫数の把握
  • 在庫一覧表の作成は長期滞在する地域医療振興協会 土本が行う。
  • ピッキング用薬品の整理。
  17:30 石巻高校到着
日報作成、引継ぎノートの記入、各々夕食
  19:30 ミーティング
○明日の派遣先の決定。佐々野は女川地区派遣。
○避難所掘り起こしの報告
  • 歓迎されるところとされないところがある。余裕がないので、歓迎されるところで活動。
  • 薬はあるが、看護師等おらず配られていない。
  • JMATなどの医療チーム、地元診療所の再開に伴い撤退しているが、タクシーに乗るお金がない、送ってくれる人がいない等の理由で常用薬があと2日分という方もいる。
  • 口内炎等ビタミン不足が原因と思われる人多いが、全員に配布するだけのビタミン剤がない。
  • 以前のチームが薬を置いたまま撤退している避難所あり。OTC班がいつ、どこの避難所を回り補充したのかの把握し、その後フォローすることが必要。

※ 医療用医薬品切れの場合は、避難所名、氏名、連絡先(携帯電話あれば)を記録し(様式あり)、 医療班につなげる。

※ 明日はスタッフ数に余裕がある。避難所の掘り起こし作業をできるだけしたい。
目的は情報を得ることで、できる、できないは即答しない。
 緊急性の有無の確認、トイレの状態、水場の状態、消毒剤の有無等衛生面も確認すること。
 薬置き場の在庫確認、避難者の数の把握。

  22:00 明日の準備 OTC薬ダンボールに入れる。
役割分担、配車の確認
・女川地区は8名で町立病院、体育館避難所、避難所開拓を実施する。
・佐々野、他2名避難所開拓へ。
  24:00 就寝

H23.4.17(日)

  5:40 起床
  6:20 各々朝食
  6:45 ミーティング、写真撮影
  • 昨日の確認。「おくすりのことで・・・」ではなく「お医者さんのクスリで・・・」の方が受け入れられやすい。
  8:00 石巻高校出発
  8:40 女川体育館着

体育館診療所派遣薬剤師より、体育館にいる鳥取県の医療チーム(県立病院等のD-MAT等)が避難所巡回も実施していたこともあり、当医療チームが取りまとめをしてよい、との提案があった。女川地区は往診も可能かもしれない、とのこと。

本日、巡回診療予定(2カ所)以外の避難所(12カ所)に回って欲しいとの指示あり。
  9:00

女川体育館出発
避難所3ヶ所巡回。
薬はだいたい足りている。

衛生用品の要望あり。
  12:00

女川町立病院
午後から2チームに分かれて女川地区の避難所開拓をする。
佐々野ら2名は女川原発内の体育館避難所へ派遣要請があったため、そちらに向かう。

  12:20

女川町立病院出発
山側の道路が安全、との情報によりコバルトライン通るが、女川原発への道路は通行止め。

引き返し海岸沿い道路で向かう。
  14:00

女川原発到着

  入構許可下りず、20分待たされる。
  14:30

女川原発体育館
女川原発職員が体育館内の避難者にマイクで呼びかけ、体育館内に机、椅子でおくすり相談の実施
○健康相談 10名程度

  • 降圧剤の残薬2日分→医療班に報告
  • クラビット点眼薬の残量少量(めやにに使用)→OTCの抗菌薬で次の巡回診療までつなぐ。
  • 喘息薬のうち、咳止め、去痰薬の残薬1日分→OTCの咳止めで巡回診療までつなぐ。
  • その他、便秘、虫刺され、鼻水・咳等の風邪症状、皮膚の乾燥等に対して、OTC薬提供。

○衛生状態

  • 入欲できず、アルコール入りの手拭き等で全身をふいている。皮膚乾燥・かゆみの訴えの原因。
  • 水、手指消毒薬問題ない。

○環境

  • 女川町職員1名、女川原発職員数名常駐、医療関係者は不在。
  • OTC薬は支援物資で、種類少なく、補充されていない。
  • 巡回診療週1回
  • 原発に入るセキュリティ厳しく面会者少ない。構内に入ってもバスでないと体育館に行けない状態で孤立している。
  • 石巻までのバスあるが、病院に行くとなると1日がかりで疲れる。
※今後も積極的な医療支援必要!
  15:40

女川原発出発 
途中、道路冠水により足止め

  17:00 女川町体育館
  18:00 日和山公園(360℃石巻市内が見渡せ、高台にある公園)
  18:30

巻高校到着
日報作成、各々夕食

  19:30

ミーティング
各避難所より報告

  • 薬の供給は充実している。今後は環境衛生用品に変更した方がよいのでは?
    虫除けスプレー、水虫、バポナ、キンカン、きず薬など。
  • 女川原発は早急に皮膚ケアの方法を避難者向けに講習会を実施する。
  • メロンパンチーム(石巻赤十字病院に設置されている移動薬局の名称)との連携が、うまくいっていない。いつどこに行っているのかわからない。
     

※ 本日の避難所開拓で、避難所一覧をカレンダー式で作成、避難所毎の地図を作成すること。
 窓口は誰?避難所のどこに本部があるのか?等情報の整理

※ 今後、避難所の分散化や閉鎖等変化あり。随時対応していく。

  22:00 引継ぎノート作成
  23:00 保健室で女性陣歓談
  1:30 就寝

H23.4.18(月)

  5:40 起床
  6:20 朝食
  6:45 ミーティング、写真撮影
  7:00 掃除、写真整理、避難所マップの作成
  9:20 石巻高校発
  9:40

石巻赤十字病院にメロンパンチームに派遣されていた同乗者の迎え
メロンパンチーム拠点見学
メロンパンチームは毎朝、その日に巡回する場所を石巻高校にファックスしている。実際は石巻高校職員室にしか届かないが、会議室にファックスがあると思い、宛名、送り主を記入せずに送信したこともあったとのこと。
引継ぎがうまくいっていなかったことが原因。
玉城先生(沖縄県):メロンパンチームメンバーへ書き置き。「石巻高校薬剤師会本部あて」の文字を必ず入れること。
佐々野先生:リーダーに電話連絡。今後毎朝職員室にファックスを取りに行くこと。

         メロンパンチームの地区分け、東京の日本薬剤師会からファックス送信。
  11:40 宮城県薬剤師会到着。
  12:50

8班到着。
口頭による引継ぎ。

  13:00

8班出発の見送り。
7班写真撮影。

  13:10 昼食
  19:30

日本薬剤師会(東京四ツ谷)到着

      7班解散会
 
7班(H23.4.14-18)の状況       報告者:佐々野 恵美
  石巻地区 気仙沼地区 南三陸地区
○お湯はでません。 ×
電気
トイレ 水洗
風呂 × × △自衛隊の風呂に入った人もいます。
食事の配給 × × 3食あり
食料の状況 みんなで持ち込みあったものを自由に食べます。私が行ったときは人数が多く、食料が底をつき始めていましたが、翌日は誰が補充してくれたのか、増えていました。コンビニがありますが、商品は少ないです。街中のスーパーもぼちぼち再開してきているようです。しかし、食べたいものは持って行った方がよいかと思います。 外食可。  
家電 電子レンジ1台、電気ポット2台
室内履き 必要(床が冷たい。スリッパなどで可。)
携帯電話 ドコモは○。auはつながらない場所があります。
寝る場所 会議室で寝袋。人数が多く車で寝る方もいます。
女性は保健室。ベッド3台、ソファベッド1台、診察ベッド1台あり。それ以外は床です。寒いので寝袋は必要です。
九州・山口チームで1つの部屋(男女関係ないようです) 自衛隊が作ったテント。夜勤は薬置き場の隙間
パソコン 1台。インターネット可。カラープリンター1台。
活動時間 6:45から簡単なミーティングあり、集合写真撮影。(地震、津波がきて、連絡が取れなくなった場合に備えて)
7:00~8:00それぞれの現場へ出発
昼食は女川町立病院以外は持参する。
16:00~18:00帰宅
~19:00日報の作成、引継ぎノートの記入
19:00~20:00夕食
20:00~21:00ミーティング
※夕方以降のスケジュールは変更あり。
DMATらと朝のミーティング(100名程度のスタッフ)
17時頃終了
夜勤あり
活動内容 ○各診療所、病院などでの調剤・投薬
○OTC班(避難所回りをし補充する)
○避難所でのお薬相談(医療用医薬品含む)、OTC薬の提供
※夜のミーティングで明日の業務をリーダーが決めます。毎日同じ場所とは限りません。
主に、避難場所ケーウェーブの診療所で調剤
※東京都薬がリーダーで仕切っています。
主に避難場所ベイサイドアリーナの診療所での調剤
夜勤あり。
薬関係の書籍 活動拠点の石巻高校や各病院、診療所にはあります。しかし、避難所での健康相談をする場合は今日の治療薬くらいはあった方がいいかと思います。 ケーウェーブでの活動では不要 ベイサイドアリーナでの活動では不要
高速道路の状況 高速道路は福島県あたりから、うねったり、ヒビが入っていたりしています。
工事をしているので、一車線になっているところもあり、1km程度渋滞しているところもあります。
   
高速道路料金 ETCカードを持っている方は持っていってください。4/16以降は災害派遣車ではありません。後で日薬が精算します。    
一般道路の状況 瓦礫は端に寄せてありますが、離合する時などは注意が必要です。
タイヤにガラスや釘が刺さったと言っている先生もいました。
地盤沈下しているため満潮時(特に大潮の時期)は冠水します。満潮前後1時間は通れないところがあります。満潮時間を確認し現地での情報収集が必要です。
※日は伸びていますが、暗くなってからの運転は絶対しないでください。瓦礫や冠水の他に、余震が続いており何かあった場合、現地の先生方にご迷惑がかかります。
   
粉塵 瓦礫の撤去作業やヘドロが乾燥し、粉塵が舞っています。特に風がひどい時はゴーグルが必要かと思います。ゴーグルは各地区2個ずつはあります。    
その他 撮った写真をパソコンに保存している人もいます。メモリスティックなどを持って行って他の方の写真も持ち帰ることもできます。    

 ※ 気仙沼、南三陸は聞いた話ですので不明なところが多くてすいません。


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